シザーハンズ♪
直訳すると鋏手!
初めて見たのは、保育園の頃でしたかね。
何かダークな印象で
「これお化けの?!これお化けの?!」
と母親に聞いてたのを覚えてます(笑)
まぁー、色々なネタが豊富な作品ですが。
まず、なによりもジョニーデップ初主演作品ってところでしょうね♪
もともと、制作会社側はトムクルーズを考えてたみたいですが、監督の
ティムバートンが(これの時がファーストコンタクト♪)
「ン~トム?トムねぇ~何かちゃうねん!トムちゃうねん!」
(関西弁ではないと思います笑)
そんな頃、アイドル的扱いに不満を感じていた、ジョニーデップをコーヒーショップに呼び出し、二人は一騎当千!
ではなく意気投合!そのままホテルに・・・は行かず
当初30分の予定が2時間近く語ってたとか
そして映画出演が決まったみたいです。
(互いの映画の価値観が色々一致したみたいですね)
その後、二人の化学反応は昇華しだし。
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を、世にだしました。
パイレーツといいファンタジー系が多いですね。
独特なキャラクターゆえに、ジョニーデップ
だからこそ演じれるモノがあるのかもしれません。
そんな、こんなで、話はシザーハンスです。
怪しい古城に住む
両手が鋏の人造人間エドと、町に住み
少女キムのお話。
その二人の甘く?・・・はないですね。
正直切ないストーリーです。
昔見た時は、「手が鋏だから・・・この恋どうなるのかな」って思いましたが
今見るとすごく人間の天使や悪魔の部分や、美しい部分や汚い部分が垣間見えてきます。
ココからはネタバレあり
正直、鋏だからと言うのではなく、文化の違い、価値観の違い、経験の違いが大きかったのかなと思いました。
本当にエドは人間以上に純粋で、ゆえにストレートな感情です。
感情も起伏が激しく、まるで、良い意味で子供の様。
機嫌が良い時は、人を喜ばす事が大好きだけど、機嫌をそこなうと物にあたる。
(まぁービル(ジャイアン的存在?)のした事も・・・ね)
最終的に、エドは古城にこもり、キムも町に住み老婆なるまでに一度も会いに行きませんでしたね。
このエンディングに対しての意見は色々ありますが、私はこれで良かったのかと思います。
あのまま、エドが町にいても、環境や保護者がいない状況では、エドは非行に走ってしまったと思いますし、時々キムが会いにいっても、キムはどんどん大人になるが、エドは子供のまま・・・。
いつかはキムも結婚し、いつかは会わなくなる・・・。
それ故に、このエンディングがベストに思います。
「いやいや、映画とは困難を乗り越えて、最終的には結婚のハッピーエンドでしょう?!」
っていう観覧者もいますが、あの中盤の流れから、ハッピーエンドに持っていくのはかなりの長編になり、無理があるような・・・。
逆に、中盤が人間味があるからこそ、エンディングのリアルさが説明できるよう気がします。
この映画から学ぶ事は
『
価値観や文化の違いは思っている以上に大きい。でも環境(理解者・安全基地)さえ整えば乗り越える事もできるだろう』
ではないかと私は思いました。
(むりやり?)
ビジネスでも、いつまでも一人で四苦八苦しても周りはポカーンです。
ドラマの様にはいきません。
でもココに仲間が加わると事で、一気に加速し進展していきます。
大事なのはネットワークなんでしょうね。
「あいつが頑張るなら手伝うよ」
「あいつの頼みなら、断れないな」
もしかしたら、ティムバートンとジョニーデップの間にも
仕事を超えたネットワークがあるのかもしれないですね♪
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